関東鉄道 9413MT


関東鉄道 9413MT/KK-LR233J1+いすゞバス製造(ERGAmio)

京成バス中古車で、京成時代の社番は2243です。
2003年、市川営業所へ投入されたいすゞ中型車、
2237・2238・2239・2240・2241・2243のうちの1両で
2015年、社番はそのままで奥戸営業所へ転入して
2016年開業の台東区循環バス「ぐるーりめぐりん」の
訓練用などに使用された後、廃車となっています。
2016年、関鉄へ移籍、水戸営業所へ投入されました。

ワンステップ仕様のため、当然低床塗装を纏っており
側面窓周囲の黒色塗装もしっかりと入れられていて
同じ京成中古車の7020TCとは似た仕上がりですが
京成時代に取り付けられた青色LEDのデイライトが
塗装とよく合っていて目を惹くところとなっています。

車内は、内張りが灰色一色で落ち着いた雰囲気で
床は通路部が平滑な濃緑色の床材張りとされており
それ以外は平滑な緑色の床材張りとなっています。

座席配置は往年の京成らしく前輪タイヤハウス上に
消火器置き場を兼ねた荷物置き場があるために、
左側前半は、横向き2+2人掛のみとなっています。
左側後半は前向き1人掛2列と前向き2人掛1列で
右側は前向き1人掛7列と前向き2人掛1列とされて、
右側のうち4・5列目は、折畳座席となっています。
従って座席配置も同年式の7020TCと同様ですが、
座席表皮は全席、桃色系の柄物なのが特徴です。

握り棒は乗降口付近が黄色の緩衝剤巻きとされて、
それ以外は黒色の緩衝剤巻きとされています。
またクラリオン製のLCD表示器CM-2654Aを装備し
それに伴って停留所名表示器は省略されています。

近年、中型の中古車が立て続いて投入されている
水戸営業所にあって目を惹く存在となっています。

【諸元】
登録番号:土浦200か1454
年式:2003
型式:KK-LR233J1
機関:6HHS(8226cc 225ps/2900rpm)
ホイールベース:3.4m

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関鉄グリーンバス G070


関鉄グリーンバス G070/いすゞKL-LV280L1+いすゞバス製造(ERGA)

東急バス中古車で、東急時代の社番はE454です。
2003年に荏原営業所へ投入されたいすゞ大型車、
E450~E455の計6両のうちの1両で廃車後に移籍、
2015年に石岡本社営業所へ投入されました。

既に東急からは当車と同型式の9375YT9376TC
関鉄入りを果たしていますが東急の仕様変更より、
クーラーが2003年式よりゼクセル製からデンソー製へ
ベンチレーターが2002年より角型2基から丸型1基へ
それぞれ変わっているのが注目されるところです。
また補助ブレーキランプが2002年式より省略されて
リアは自社発注車と同様のテールランプ配置です。

さて関鉄グリーンバスは2016年のクリスマスに併せ
G067・G070の車外および車内に装飾を施した上で、
「メリークリスバス」として運行し、注目を浴びました。
最終日にはスノースプレーで装飾が追加されました。

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車内は上半分象牙色・下半分明緑色の内張りに、
灰色の平滑な床材張りの床と東急時代のままです。
座席配置もいうまでもなく東急時代のままとされて
まず左側前半が前向き1人掛1列と横向き1+2人掛、
左側後半が前向き2人掛4列、そして通路を挟んで
右側が前向き1人掛5列と前向き2人掛4列とされて、
うち非常口側3~5列目は跳上座席となっています。

座席表皮は乗降口側横向き座席と非常口側2~5列目、
つまり低床部分が灰色地に蛍光色の模様が入る柄物、
他は水色地に蛍光色の模様が入る柄物とされています。
握り棒は黄色および黒色の緩衝剤が巻かれています。
なお、停留所名表示器は省略されています。

京成中古車の投入が続いていますが、その中にあって
東急中古車も徐々に存在感を増してきていますね。

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【諸元】
登録番号:土浦200か1439
年式:2003
型式:KL-LV280L1
機関:8PE1-N(9880cc 240ps/2100rpm)
ホイールベース:4.8m

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関東鉄道 9434MK

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関東鉄道 9434MK/日野KL-HU2PREA+日野車体(BlueRibbonCity)

東急バス中古車で東急時代の社番はAO324です。
2002年、渋谷駅~青葉台駅間の深夜急行バスに、
着席需要を見込んだ、終電より先に渋谷駅を発つ便
「ナイト・アロー」が新たに設定されたことに併せて、
同便並びに終電後の便「ミッドナイト・アロー」用として
青葉台営業所に投入されたAO323・AO324の2両は
高速道路経由の運行に対応していたワンロマ車で、
通常の塗装に金色を加えた塗装を纏っていました。
またこの青葉台営業所に1999年に配置されていた、
深夜急行バス用のワンロマ車AO1836・1837に比し
扉配置がトップドアから中引戸へと改められたため、
昼間は荏田南線等一般路線でも活躍していました。

2012年にAO1279~1282の投入に伴って代替され、
虹ヶ丘営業所へと転入しNJ323・NJ324となったものの
すぐ目黒営業所へと転入しM323・M324へと改番され
更に渋谷駅~宮前平駅間の深夜急行バス開業に併せ
同年M324のみが高津営業所へと転入しTA324となり
同路線の他、新道線等一般路線でも活躍しました。
翌2013年には目黒営業所に転入し再びM324となり
その仕様を活かした貸切運用で主に使用された他、
自由が丘線等一般路線でも活躍を見せていました。
2016年に廃車となった後、関鉄へと移籍を果たして
同年、9434MKとして水海道営業所へ配置されて、
SMCの特定車として新天地で活躍をはじめています。

仕様はホイールベース5.915mの長尺とされた上に
側面窓がワンロマ車らしくメトロ窓とされているため
非常に恵まれたプロポーションが目を惹くところです。
またワンロマ車ながらワンステップとされているのは、
時代の要請に応じた現代的な仕様といえるでしょうか。
移籍に際して塗装はもちろん低床塗装とされましたが
側面腰板の「ONESTEP」のロゴは剥離されています。

車内は運賃箱などのワンマン機器を搭載しておらず
一般路線での運用には対応していない模様です。
内装は内張りが上半分象牙色下半分明緑色とされ
また床が灰色の平滑な床材張りとされているなど、
当時の東急としては標準的な仕様となっていますが
座席がシートベルトが付いたハイバックシートなのが、
なんといってもこの車の最大の特徴となっています。
加えて東急時代に撤去されていますが新製当初は
白色のヘッドレストカバー付きも奢られていました。
とはいえ座席はリクライニング機構はもっておらず、
また2人掛座席は座面背面共2人分が一体のもので
一般的な高速車等と比すと簡素なものではあります。

座席配置は当然ながら2人掛座席が主体とされており
左側前半は前向き1人掛が1列と前向き2人掛がう列、
中扉を挟み後半は前向き2人掛が4列となっています。
新製当初、左側の座席の一部は補助席付きでしたが
残念ながら、東急時代に撤去されてしまったようです。
右側は前向き1人掛が1列と前向き2人掛が3列に、
前向き1人掛が2列と前向き2人掛が4列とされており
うち4・5列目は車椅子の固定に備えた折畳座席で、
この部分は一般的な高さの背もたれとなっています。
座席表皮は同時期のワンロマ車で採用されていた、
青紫色地に紺色・灰色・紫色のリングが入る柄物です。

さすがに乗車する機会はなかなかなさそうですが、
珍しい車だけに今後の活躍に期待したいところです。

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【諸元】
登録番号:つくば200か・690
年式:2002
型式:KL-HU2PREA
機関:P11C-TI(PT-V)(10520cc 300ps/2100rpm)
ホイールベース:5.915m

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