関東鉄道 9433RG


関東鉄道 9433RG/いすゞKL-LV280N1+いすゞバス製造(ERGA)

京成バス中古車で京成時代の社番はE266です。
2004年式で江戸川営業所へ新製配置されており、
2016年に廃車となるまで同所で活躍してきました。
廃車後は関鉄へ移籍して同年中に9433RGとして、
竜ヶ崎営業所へ投入され活躍をはじめています。

京成ではいすゞ大型車については1996年式より、
排出ガス規制に伴うマイナーチェンジに併せて
メーカーのラインナップが整理されたことを受け
ホイールベース4,8mの短尺車と5.3mの標準尺車を
投入先に応じ並行して投入する形となりました。
このうち、ホイールベース4,8mの短尺車は主に
市川営業所、千葉営業所、佐倉営業所へ配置され
一方で、ホイールベース5.3mの標準尺車は主に、
金町営業所、江戸川営業所、長沼営業所花見川車庫、
及び、京成タウンバスに配置される形となりました。

但し都区内の金町営業所、江戸川営業所については
1998年式の途中から原則ノンステップ仕様となり、
一方、千葉県内の各営業所はその後もしばらくの間
ワンステップ仕様が主体で増備が進められたために
KC-代のノンステップ仕様では短尺車の投入はなく
KL-代のノンステップ仕様は短尺車はごく僅かで、
うちType-Bは2003年式の2246・2247・5192のみ
またType-Aは2003年式の5193・5194のみです。
このように、このうちノンステップ仕様については
2003年の途中でType-BからType-Aとなりました。

2004年式は引き続きType-Aで増備されましたが、
後面行先表示器が表示寸法が縦139mm×横818mm、
表示ドット数が縦20×横120の標準サイズのものから、
関鉄でも標準的な表示寸法が縦139mm×横1142mm、
表示ドット数が縦20×横168の横長サイズのものへ
変更されるという細かな仕様変更が加えられました。

車内は内張りが白灰色とされており明るい印象で、
床が通路部のみ滑り止め付きの濃緑色の床材張り、
それ以外は平滑な濃緑色の床材張りとされるなど、
京成の2002年式以降の標準仕様を踏襲しましたが、
座席配置については2003年式まで設置されていた、
左側の前輪タイヤハウス上の座席が省略されており
左側前半は横向き2+2人掛、後半が前向き2人掛3列、
右側が前向き1人掛5列と前向き2人掛3列とされて、
うち2~5列目は車椅子固定に備えた折畳座席です。
座席表皮は新製時は全席とも桃色の柄物でしたが
京成時代に水色系の派手な柄物に交換されました。

関鉄では同型車の増備が続いているところですが
標準尺車、かつ、ノンステップ仕様ということで、
非常に恵まれたプロポーションが目を惹くところで
さらなる増備を期待したいところとなっています。

【諸元】
登録番号:土浦200か1538
年式:2004
型式:KL-LV280N1
機関:8PE1-N(9880cc 240ps/2100rpm)
ホイールベース:5.3m

広告
カテゴリー: 関東鉄道 | コメントをどうぞ

関東鉄道 2137MT


関東鉄道 2137MT/三菱TKG-MK27FH+三菱ふそうバス製造

2017年に投入された自社発注車です。
2012年式の2037MTを皮切りとして投入が続く
本型式の恐らく最終ロットになるであろう3両が
2017年式の2136MT・2137MT・2138TCです。

前ロットの、2015年から2016年に投入された
2015年式の2112MT・2113MT・2114MTの3両、
及び、2016年式の2115RG・2116RGの2両の、
計5両と比べ大きな特徴として挙げられるのが
標準仕様ノンステップバス認定制度における
2015年以降標準仕様への改正に対応したことで
そのステッカーが緑色から桃色のものに変わり
その点が強く目を惹くところとなっています。

当該改正では、ベビーカーを折りたたまずに
乗車できるようにするフリースペースの設定が
重点の一つとされて、それに対応した証として
前面行先表示機の左側ににベビーカーマークが
貼りつけられたことも外観上目立つところです。
その他、側面行先表示機が2063MK以降の変更を
踏襲し中扉直後に設置されたことも特徴です。

そして、外観上ではあまり目立たないながらも
給油口が左側面から右側面へと動いています。
これは燃料タンクの右側への移設に拠るもので
車内に目を向けると右側前輪タイヤハウス後方に
燃料タンクにあたる床が一段高い部分があります。

従って座席配置はこれまで通りメーカー設定の
ラッシュ型配置ながらも横向き座席が廃されて
左側前半が前向き1人掛2列、そこから中扉を挟み
左側後半が前向き1人掛2列と前向き2人掛1列で、
右側は前向き1人掛6列と前向き2人掛1列とされ、
前述の一段高い部分はこのうち1・2列目にあたり
また、うち3・4列目は折畳座席とされています。
前輪タイヤハウス上の座席は左右共に廃されて、
車椅子の固定方法も巻取ベルトに変っています。

車椅子スロープは引き続き引き出し式のままで、
中戸前方に掃除用具の収納箱が設置されました。
これは恐らく、これまで掃除用具を置いていた
最後部座席の後方の空間が、メーカーを問わず
殆ど無くなってしまったからだと思われます。

前回のモデルチェンジ以来、20年以上が経過し
三菱の中型車が今後どうなるか気になりますね。

【諸元】
登録番号:水戸200か1791
年式:2017
型式:TKG-MK27FH
機関:6M60T3(7545cc 220PS/2200rpm)
ホイールベース:4.34m

カテゴリー: 関東鉄道 | コメントをどうぞ

関東鉄道 9408TR


関東鉄道 9408TR/いすゞKL-LV280L1+いすゞバス製造(ERGA)

京成バス中古車で京成時代の社番は2255です。
2003年に市川営業所へ投入されて以来、長らく
市川営業所管内で活躍し、廃車後は関鉄へ移籍、
2016年に9408TRとして取手営業所へ配置されて
新天地の取手営業所にて活躍をはじめています。

京成ではワンステップ仕様の場合は原則として、
リーフサスペンションを採用していましたが
うちいすゞ大型車は2002年にメーカーの設定から
リーフサスペンションが消えてしまったために、
エアサスペンションを採用することとなりました。

また京成では2002年式からワンステップ車の場合も、
長沼営業所花見川車庫及び船橋営業所茜浜車庫へ
投入された車を除き扉配置が中引戸になりました。
その関係でこの車も扉配置は中引戸となっています。
なおツーステップ車の場合、均一制毎払い運賃である
金町営業所、及び、江戸川営業所に投入された車は
扉配置が基本的に中四枚折戸とされてきましたが、
両営業所は2002年以降ノンステップ車の投入が続き
当然ながらこれらの扉配置は中引戸となっていました。

このうち、いすゞバス製造製車体を架装する車では
2002年式は前扉直後の側面窓が逆T字窓ですが、
2003年式からは羽目殺しの一枚窓へと変更され、
この車もこの部分が外観上の特徴となっています。
関鉄へ移籍した車では前者に2002年式の9388TC
また後者については2003年式の9395TR・9396YT・
9398MK・9408TR・9425ED・9426TR、及び、
2004年式の9423ED・9424EDが該当しています。

更にこの車は塗装にも大きな特徴が見られます。
移籍に際し塗装は低床塗装に変更されましたが、
どういう訳か前輪タイヤハウスより前方の裾部まで
ストライプが延長され青磁色ではなく浅葱色とされ
この部分だけはツーステップ車で採用されている
一般塗装のような仕上がりとなっていることです。
左側面は前扉があるため、あまり目立ちませんが
右側面はよく目立ち、強い違和感を発しています。

213FH000010

関鉄では移籍に際して、傘下の関鉄自動車工業で
必要な改造を施しているのはよく知られていますが
塗装の変更は県内外の業者に外注されることもあり
この塗装は外注によるものなのでしょうね。

市川営業所や千葉営業所に配置されていた同型車は
関鉄に計8両が投入され、よく見かける存在ですが、
特に3両が配置された取手営業所ではよく見ますね。

214FH020017t

213FH000008t

【諸元】
登録番号:土浦200か1446
年式:2003
型式:KL-LV280L1改
機関:8PE1-N(9880cc 240ps/2100rpm)
ホイールベース:4.8m

カテゴリー: 関東鉄道 | コメントをどうぞ